2018年5月23日、カーディフ生命保険株式会社(以下、カーディフ生命)およびカーディフ損害保険株式会社(以下、カーディフ損保)は、団体信用生命保険(団信)など(※1)のWeb申込みサービス「カーディフ団信オンライン」に自動引受査定エンジンを導入し、告知手続機能とユーザビリティを向上させたことを発表した。
「カーディフ団信オンライン」(旧サービス名称:「クイック審査くん」)は、住宅ローン契約時に加入する団信などの申込みや健康状態に関する告知がWebで行える日本初(※2)のサービスとして2014年7月に提供開始し、現在、18の金融機関が導入している。(5月23日現在)
2016年6月には、書面での署名・捺印プロセスを省略した完全ペーパーレス化を実現し、従来は平均10営業日要していた申込手続きを、最短で即日完了するところまで短縮した。
今回、自動引受査定エンジンを組み込むことにより、次のような効果が得られた。
①告知手続きを簡単にすることで、ストレスなく告知することができるユーザインタフェースを実現した。健康状態について告知事項がある場合、従来は既定の全質問に回答する必要があった。新機能では、お客さまの回答内容に応じて必要な質問だけ表示されるようカスタマイズされるため、慣れない質問に答える告知のストレスが大幅に軽減される。
②健康に不安のあるお客さまにも、団信加入の可否を“その場で”回答できるようになる。(※3)査定ルールに基づき、システムが引受けの可否を判断するため、審査結果の連絡に平均1.5日要していた“告知あり”のお客さまにも、即時回答できるケースが広がる。「住宅ローンが契約できるか早く知りたい」というお客さまのニーズに応えることができる。
カーディフ生命とカーディフ損保は、 “住宅ローンの保険”のパイオニアとして、今後もインシュアテックを活用した団信手続きのデジタル化推進を通じて、お客さまの利便性を追求していく。
※1 団体信用生命保険(引受保険会社:カーディフ生命)、就業不能信用費用保険(引受保険会社:カーディフ損保)などをいう。
※2 カーディフ生命調べ
※3 告知内容によっては、健康診断結果証明書など書面での手続きが必要となる。