2018年3月22日、三井住友海上は、2018年3月26日から、音声認識技術(※)を活用した、自動車保険の証券再発行自動受付サービスを開始した。
本サービスは、お客様が自動車保険の証券再発行手続を行う際に、音声案内にもとづき、電話で発話した契約者名などのお客様情報を自動的にテキストデータに置き換え、手続を完結させるものである。
これまで保険証券の再発行では、代理店やコールセンターを経由する必要があったが、24時間365日電話1本で手続が完了し、お客様の利便性向上につながる。
三井住友海上は、今後もお客様に選ばれ信頼される保険会社を目指し、先進デジタル技術を駆使した品質向上に努めていく。保険サービスに含まれるコールセンター業務に関してIT技術を活用することでInsurTech分野の幅が広がっていくことになる。
■システムの概要
本システムは、自動車保険の証券再発行手続において、音声認識技術を活用したIVR(Interactive Voice Response:自動応答システム)の構築により、お客様が電話で発話した契約者名などの音声情報を自動的にテキストデータに置き換え、それと三井住友海上が保有する契約データを突き合わせることで、手続を完結させるものです。これにより、24時間365日電
話1本で迅速な保険証券の再発行が実現する。
(1)対象種目:自動車保険
(2)利用対象者:ノンフリート契約の個人のお客様
■導入の背景と期待される効果
三井住友海上は、これまでコールセンターにおいて、保険料控除証明書自動再発行ダイヤルの開設など、先進デジタル技術を活用したお客様サービスを提供してきた。今般、お客様のさらなる利便性向上を図るべく、新たなシステムの構築により、保険証券再発行自動受付サービスを開始した。
(※)本システムは、りらいあコミュニケーションズ株式会社が提供する音声認識技術「りらいあボイスクラウド」を導入している。