2018年2月26日、MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社(以下、三井ダイレクト損保)は、契約者向けスマホ無料アプリ「ムジコロジー・ドライブ」に安心・便利でお得な3つのメニューを追加したと発表した。
■新たに提供される3つのサービス
ドライブ診断クーポン・クルマ生活応援サービス エリアクーポン・スマホ/携帯電話GPS位置情報サービス・の3つのサービスが新たに追加される。サービスを簡単に説明していく。
1.ドライブ診断クーポン
「ムジコロジー・ドライブ」で提供している「ドライブ診断」で80点以上を出した場合に、「クルマ生活応援サービス クラブオフ」のお試しとしてクーポンが発行される。楽しみながら安全運転を身につけることができる。クラブオフは、全国約20万カ所以上のあらゆる施設で優待を受けることができるサービスである。
2.クルマ生活応援サービス エリアクーポン
「クルマ生活応援サービス クラブオフ」が「ムジコロジー・ドライブ」のGPSを利用して、現在位置から近場の優待施設を探せるようになった。地図上に表示される優待施設はカテゴリー別に絞り込みができるなど、欲しい情報をすぐに探すことができる。
3.クルマ生活応援サービス エリアクーポン
ロードサービスを利用する際、スマホに搭載されたGPS機能を使って、旅行先など土地勘のない場所でも、事故・故障現場を正確に特定することにより、迅速なサービスを提供する。
■モバイル対応を重視する三井ダイレクト損保
三井ダイレクト損保は、2000年6月に開業して以来、インターネットを通じた個人向け自動車保険を引き受けるダイレクト損害保険会社として、独自のビジネスモデルを追求してきた。近年、お客さまがインターネットアクセスに使用するデバイスは、パソコンからスマホへシフトしており、三井ダイレクト損保のWebサイトも「レスポンシブWebデザイン」を採用するなど、いち早くモバイル対応を実施している。三井ダイレクト損保の3割を超えるお客様が自動車保険の手続きで、スマホを使用されている実績があり、今後ますますスマホの利用が拡大すると予想している。
■O2Oについて
本サービスに期待できることは、O2Oの関係を構築することである。O2Oは「Online to Offline」とよばれるビジネスモデルで、インターネットからインターネット外の実地に促す施策のことやインターネットで情報発信をし、インターネット外での購買行動に影響を与えるような施策のことが該当する。今回のケースは後者の施策に該当し、インターネット上で割引クー
ポンを発行し、三井ダイレクト損保と提携している施設にお客様は足を運び、買い物をする流れになっている。
アプリを使用したO2Oモデルが今後、どのように変化していくか着目していきたい。
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この記事を書いた人
三村 恵ライター
電機メーカー・商社・SIer会社で10年間、システムエンジニアとして従事し、金融機関にシステム提案を行った。退社後、フリーランスに転身。システムエンジニアとして得た知識で、IT技術をわかりやすく説明したライティングを得意とする。