ネオキャリア、「jinjer勤怠」が多言語化。インドネシア、ベトナム、タイ、台湾にてサービス開始

2018年3月26日、株式会社ネオキャリア(以下、ネオキャリア)が提供する人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォームサービス「jinjer(ジンジャー)」は、英語、インドネシア語、タイ語 、台湾語、ベトナム語に対応できるよう機能を拡充したと発表した。まずは、勤怠管理システム「jinjer勤怠」を2018年3月26日にリリース。これによりアジア4ヵ国(インドネシア、タイ、台湾、ベトナム)にて「jinjer勤怠」を無料で提供する。

開発背景

勤怠管理は、従業員の打刻管理や残業時間の集計、給与計算との連携など、煩雑な業務が多いといわれている。 一方で「jinjer勤怠」はAIによるエンゲージメントアラート機能(※1)、業界初の管理者機能スマホ完全対応、多様な打刻機能などが搭載されているのを特徴とする。従業員の勤怠管理を簡単に管理できることはもちろん、人事業務の生産性向上と業務コスト削減を実現できるとして、現在約5,000社の企業が「jinjer勤怠」を導入している。

また、ネオキャリアでは2011年にシンガポール現地法人「Reeracoen」を立ち上げて以降、東南アジアでも積極的に人材ビジネスを展開し、現在では海外に22拠点を置いている。同時に、事業を展開していく中でアジア各国で「人手不足で困っている」「採用してもすぐにやめてしまう」「勤怠管理がアナログなため工数がかかっている」といった人事の悩みを相談されるケースが増えてきている。

「jinjer」は勤怠・労務・人材管理など、人事領域のデータを一気通貫してシームレス管理することを最終ビジョンとしサービスを展開している。これにより、経営者は人事領域のデータを一貫して分析することが可能になるため、最適な戦略・戦術を立案できるようになる。こういった「jinjer」の世界観は日本に限らずアジアにもニーズがあると判断し、この度、海外展開に至った。

(※1)エンゲージメントアラート機能: AIによる社員の勤怠状況からエンゲージメントを測ることができる機能

今後の展開

【HRtech(人材)からfintech(金融)やinsurtech(保険)の分野へ】
リリースから1年で3,000社の導入を目指し、アジア各国企業への貢献とサービスのグローバル化を目的に事業を拡大していく。またそれだけではなく 「jinjer」ではあらゆる人事データを統合し、従業員データをビックデータとして活用していく。今後は、福利厚生を目的としたfintech(金融)、insurtech(保険)、などとのサービス連携を進めていく考えだ。