みんかぶ、Japan Digital Designが「みんかぶ保険」の共同開発・運営で基本合意

2018年1月30日、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社である、Japan Digital Design株式会社(以下、JDD)と株式会社みんかぶ(以下、みんかぶ)は、保険ロボアドバイザーの共同開発、ならびに「みんかぶ保険」の共同運営で基本合意をしたことを発表した。
また、両社は、2018年春に「みんかぶ保険」のサービスを開始すべく、ユーザーならびに保険会社向けの「みんかぶ保険」のプレマーケティングを開始している。

みんかぶ(みんなの株式)は、みんなの売買予想、予想株価がわかる株式投資の総合サイト、株に関するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、2007年より運用されている。

■保険ロボアドバイザーのコンセプト
この保険ロボアドバイザーは、第一分野(生命保険分野)、第三分野(生命保険・損害保険のどちらともいえない分野)の保険を対象としている。

JDDと、みんかぶが共同開発する保険ロボアドバイザーは、顧客プロフィール、行動・心理の分析・理解を通じて潜在的な顧客ニーズを可視化し、
「どのような保険に」
「どのくらいの保障の大きさで」
「どのくらいの期間」加入すれば良いか」
を、自分で設計する。この保険ロボアドバイザーの導入より、ユーザーは複雑な保険商品の詳細を意識することなく、自らの顧客プロファイルと、行動・心理を把握するためのQ&Aのインプット情報から自身に合った自分だけの保険設計書を作成することが可能である。
また、その保険設計書をもとに、保険会社・保険代理店へ連携して相談できる仕組みを提供する。生命保険会社に自社の保険商品を「みんかぶ保険」に投稿する機能を提供し、投稿された保険商品がロボアドバイザーを通じてユーザーにお知らせする仕組みを提供する。
みんかぶ保険では自社で保険を提供することはなく、あくまでも他社の保険サービスを提案することになる。

■今後の展望
みんかぶは、投資家向けネットメディアで得た収集ノウハウ(=CROWD)と世界100カ国をカバーする金融・経済・企業データ(=DATA)を、高度な演算技術を活用した数量解析と自動生成(=AI)で融合するという独自のフィンテックを用いて高品質な金融情報をリアルタイムに、かつ効率的に配信することを実現している。このCROWD・DATA・AIを生かし、JDDとみんかぶは、「みんかぶ保険」を通じて保険選びにおける新たなサービス体験の提供と顧客ニーズを保険会社へつなぐ新しい試みとして展開していく。