2018年4月23日、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社である、Japan Digital Design株式会社と株式会社みんかぶは、保険情報サイト『みんかぶ保険』※1を共同開発し、共同運営を開始した。本取り組みでは、日本生命保険相互会社、第一生命ホールディングス株式会社、明治安田生命保険相互会社などの生命保険会社から協賛を得て、保険選びにおける新たな顧客体験の創出・提供に努める。
『みんかぶ保険』は、ロボアドバイザーを保険(第一分野※2、第三分野※3)に適用したサービスである。ユーザーは年齢や家族構成などの基本情報や、保険を選ぶ際の優先順位など簡単な質問に答えると、加入期間や保険料目安、保障のバランスなど、潜在的に持っている保険のイメージを可視化することができる。
「自分で保険をデザインする」新たな顧客体験により、これまでユーザーが抱えていた「何を相談したらいいの?」「みんな何に入っているの?」などの疑問や不安を解消することを狙っている。
■自分で保険をデザインする
ユーザーは本サービスを無料で利用することができる。性別・年代・家族構成を入力するだけの「かんたんデザイン」と、より詳しくプロフィールを入力して、質問に回答する「しっかりデザイン」の2種類を用意している。
「しっかりデザイン」では、必要保障額や一時金の有無といったプロダクト目線の質問ではなく、「もし入院したとき、どのような病室で過ごしたいか」といった、保険の専門知識がなくてもわかる質問に答えることで、自分に合った自分だけの保険をデザインする。
■ユーザーの想いを生命保険会社へつなぐ新しいメディアサービス
自分でデザインすることにより保険のイメージを持ったユーザーは、具体的な商品の説明や相談を行うために、本サービスを通じて生命保険会社のホームページ(資料請求やお問い合わせ等のWEBページ)に遷移することができる。生命保険会社との連携によって、ユーザーの将来の希望や不安等の想いを橋渡し(送客)する仕組みを提供する。
■ユーザーと生命保険会社による双方向参加型コミュニティ
生命保険会社は自社商品情報を投稿することにより、本サービスを通じてユーザーに保険商品を後悔する。一方、ユーザーは保険商品に対して、評価・コメントを投稿することができる。
ユーザーと生命保険会社の双方からフィードバックを受け、さらに本サービスから得られるユーザーが保険に持つイメージやニーズなどの情報を活用することで保険選びにおける新たな顧客体験を創出・提案していくことに努めていく。
※1みんかぶ保険公式サイト https://ins.minkabu.jp/
※2人の生存や死亡にかかわる生命保険
※3第一分野、第二分野(損害保険)に属さない、傷害や疾病に備える保険