保険会社とフィットネスクラブが新たなタッグを組む時代

現在、FinTechの次の波とされているInsurTechの波が押し寄せてきている。

InsurTechのキーとなる技術として、AIRPARobotic Process Automation)・ビッグデータ・ウェアラブルといったものがあげられるが、そのような中でおもしろい情報があったので、紹介したい。

 

201874日に、第一生命グループの一員であるネオファースト生命保険株式会社(以下、ネオファースト生命)と、株式会社東急スポーツオアシス(以下、東急スポーツオアシス)との間で、両社が所持する顧客向けサービスや営業基盤を、相互に活用するための提携した。

そして、独自に開発したスマートフォンアプリと健康年齢を改善するためのエクササイズプログラム(フィットネス動画)をコラボレーションしたサービスが開始された。しかも、うれしいことに誰でも利用することが可能で、無料で提供されている。

 

スマートフォンアプリ「WEBGYM

このアプリはでいう健康年齢とは、健康状態を年齢で表したものを指している。また、東急スポーツオアシスが独自技術で健康年齢を算出しているという。ここで、活躍するのがInsurTechのビッグデータだ。

健診データ・診療報酬明細書(レセプト)・個人の健康診断結果等によって将来の疾病の発生率等を分析することで、個人の健康状態を年齢として示す用になっている。さらには、気になる項目(BMI・高血圧・血中脂質・血糖値)にアプローチしたエクササイズプログラムを選んで、トレーニングを行うことが可能である。

 

会員への保険商品・サービスの提案が可能に

この「WEBGYM」を通して、東急スポーツオアシスの会員に新しい保険を提案することが可能になった。一見、お節介な機能なのかもしれない。しかし、自分が気にしている症状や健康状態から、リスクに備え、安心を手に入れるために保険に加入するのも、良い手段である。保険とフィットネス、医療ビッグデータをつなげることで、より新しい保険商品・サービスを誕生させることができる。

 

InsurTechは、保険×Technologyがコラボする技術だが、これからInsurTechに新しいサービスが足されていくことで、見たことのない保険商品が増えていく期待ができるだろう。