スマートフォン向けアプリ「健康第一」、将来の疾病リスクを見える化

第一生命保険株式会社(以下、第一生命)は、2018年3月22日の新商品「ジャスト」の発売と合わせて、健康増進をサポートする無料のスマートフォンアプリ「健康第一」に新たなサービスを搭載する。

今回の「健康第一」アプリのレベルアップでは、国立がん研究センターと第一生命のInsTechプロジェクトチームとの共同研究の成果である「循環器疾患リスクチェックツール」の活用および国立国際医療研究センターとのパートナリングにより、5 つの疾病について将来の発症リスクを確認できる機能を新たに提供する。

■5 つの疾病リスクを同時にチェックする機能をすべてのユーザーに提供開始
「将来のリスク」として重大な「がん」「脳卒中」「脳梗塞」「心筋梗塞」および「糖尿病」の将来の発症リスクを見える化する機能(疾病リスクチェック)を、すべてのユーザーに向けて提供を開始した。
国立がん研究センターと国立国際医療研究センターのリスクチェックロジックに基づいて、これら 5 つの疾病リスクを同時にチェックできるスマートフォンアプリは生保業界初になるようだ。

■現在の健康年齢、健康タイプを知り、アドバイスを得られる機能をすべてのユーザーに提供
契約者およびその家族向けに展開していたプレミアムメニューのうち、健康診断をスマートフォンで読み取って健康年齢・健康タイプを知ることができる「My 健診アドバイス」も利用することが可能だ。

■既往歴に応じた生活改善レシピを提供
糖尿病、心疾患、高血圧、脳卒中、腎不全、肝硬変といった既往歴を選択すると、それぞれの既往歴に応じたレシピを提供し、気をつけるべき栄養素を意識しながら食習慣の改善を支援する。既往歴は複数選択することも可能で、それぞれの優先度に応じたレシピを提供している。

■ウェアラブルデバイスの対応
歩数計測機能で連携利用できるウェアラブルデバイスの対応デバイスに、ムーヴバンドおよび OMRON を新たに追加し、Fitbit、Jawbone、Misfit、Silmee、PULSENSE、ムーヴバンド、OMRON と全 7 メーカーへ連携対応を拡大した。

■「健康第一」の開発
第一生命のInsTechでは、業界や国境の枠を超え、商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かす仕組みを作っている。そうすることで、先端技術情報を幅広くタイムリーに収集・分析し、取り入れることができる。今回のレベルアップにおいても、「お客様の健康増進」をテーマに集結した、さまざまな業種・業態の企業とのパートナリングにより、サービス開発を行った。