2017/10/12、著者:AVI BEN-HUTTA
ELEMENTは今や、ドイツ連邦金融監督庁から認可を得た“史上初”のあらゆるデジタルリスクに対応する損保会社である。
ELEMENTの取締役のWolff Graulichは次のようなコメントを残している。
「BaFinの認可をいただき、新しいAPIを用いて保険全般のプラットフォームを構築しました。これらのことを我々は10ヶ月でやってのけたのです。この偉業を達成できたのは我々の強く、そして互いに協力し合えるチームのおかげです。我々は今という時代を生きることができて幸せです。」
ELEMENTの潜在的なパートナーとなりうる企業の範囲は新しいデジタル保険サービスを提供している保険のスタートアップから拡大した。その範囲は保険サービスの提供によってサービス範囲を拡大させたいと考えている確立したブランド企業やデジタル仲介業者まで及ぶ。
取引過程のデジタル化、革新的な問題解決サービスを提供したいと考えている伝統的な保険会社や保険仲立人も同様の方針である。
近年、保険産業は他の産業からきた顧客やパートナーが期待している発展レベル・取引過程のスピードでサービスを提供できていない。そして、彼らはすでにそれを知っている。
Wolff Graulichは続けて以下のように述べている。
「保険会社と協業するとき、かつての多くのブランド・企業が壁にぶつかっていました。そのため、彼らはいまだ保険提供による可能性を十分に活用したことがありません。顧客存続率と企業の利潤に対する追加の収益ということに関して言えば、特にです。我々はこれを変えたいです。そして、我々は支払い請求に必要な申請または契約手続きを完全にデジタル化したサービスを予定よりも数週間早く市場に出します。」
以下はCTOのHenning Groß氏のコメントである。
「我々はおそらくヨーロッパで最初の保険会社でしょう。第一にクラウドを基盤として、一切の妥協をせずに最も新しいIT技術とAPI機能を用いている点は他に類を見ません。」
この記事は「Coverager」の記事を翻訳・転載したものです。
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