【ソラーズコンサルティングがInnovation in Insuranceを開催】保険会社と銀行がデジタル化を加速

2021412-22日、ワルシャワ、ケルン、東京:Innovation in Insurance Conference開催

ガイドワイアソフトウェアとBeesafeSollers Award 2021を受賞アクサダイレクトジャパン、ゼネラリポーランド、バスラードイツ、アドミラルのCEOが自動化とビジネス変革について議論 ― 17カ国から700名の参加者が集まる

クラウド、データ、自動化は、保険や銀行のビジネスの重要な推進力である。これにより、保険会社はより簡単にお客さまにアプローチし、より良く、より効率的にサービスを提供できるようになる。これは、ソラーズコンサルティングが開催したカンファレンス、「Innovation in Insurance」の基調講演での重要なメッセージの一つです。

第9回目となる「Innovation in Insurance」は4月12日から22日まで、オンライン形式で開催されました。英国、米国、ドイツ、日本、イタリア、ポーランドの9つの保険会社と2つの銀行が、フルデジタルトランスフォーメーション、バンカシュアランス(銀行窓販)、プロセス自動化、クラウド、データ、ITマイグレーション、DevOps、ソフトウェア品質保証、ニアショアリング等、それぞれのデジタル化プロジェクトについて発表し、17カ国から約700名の金融業界のマネージャーや専門家が参加しました。

ビジネスとITのコラボレーションが必要

ソラーズコンサルティングのマネージング・パートナー兼共同創立者ミハウ・トロヒムチュクは、カンファレンス初日に行われた基調講演の中で「保険会社は動きの速い会社として認識されていませんでした。」と述べました。
「しかし、この認識は去年から変わってきました。ロックダウンの間、保険会社や銀行は予想以上に簡単に在宅勤務に切り替えました。」

同じくソラーズコンサルティングのマネージングパートナー兼共同創立者であるマルチン・プルタは、デビッド・スティーブンス氏(英国アドミラル社の共同創立者兼元CEO)、ユルク・シルトクネヒト博士(ドイツ・バスラー社CEO)、ハンス・ヴランケン氏(アクサダイレクトジャパン社長兼CEO)、ロジャー・ホッジキス氏(ポーランド・ゼネラリ社CEO)とのパネルディスカッションで、「保険業界は、革命的な変革の始まりを迎えています。」と述べました。また、「テクノロジーが原動力です。新しいテクノロジーが生まれ、進化し、成熟していく中で、変化を受け入れる保険会社には多くの機会が提供されています。」と言及しました。
スティーブンス氏によると、顧客中心の方法で行われる限り、自動化には大きな可能性があると言います。

「最後に自動化されるものは、複雑なクレーム処理でしょう。それ以外の顧客とのやりとりに関わるほとんど全ての業務は、迅速に自動化されていくでしょう。」とスティーブンス氏は述べました。「顧客との電話のコミュニケーションも必要な時はありますが、一方で顧客にオンラインでの対応という選択肢を与えるようにしなければなりません」。

保険会社は、複雑なアドバイスと信頼が不可欠な分野では自動化すべきではない、とシルトクネヒト博士は同意しました。トランスフォーメーションを進めていく上で、組織内の誠実さと信頼が成功の鍵となると彼は言います。
「鍵となる言葉は、コラボレーション、特にITとビジネスのコラボレーションです。私たちは、失敗を責めない文化を推進し、失敗から素早く学ぶべきです。」とシルトクネヒト博士は述べました。更にホッジキス氏は、ITは保険ビジネスの重要な部分として認識されるべきであり、「ITはビジネスを待っているのではなく、自らがイニシアティブを生み出し、ビジネスの一部となるべきです。」と説明しました。つまり、ビジネスとITはお互いに争うのではなく、協力すべきなのです。
ヴランケン氏もこれに同意し、パンデミックの間にデジタルを通じた募集が発展したことを強調した上で、「新型コロナウイルスは累積的な変化を引き起こし、その中で利便性が成功へと導く重要な鍵となりました。」と述べました。

ガイドワイア・ソフトウェア社とBeesafe社が「Sollers Award」を受賞

「Innovation in Insurance」の初日には、ガイドワイア・ ソフトウェア社が「Innovation Enabler」としてSollers Award 2021を受賞したことが発表されました。トロヒムチュク氏とガイドワイア・ソフトウェア社のCEOマイク・ローゼンバウム氏は、インタビューの中で、保険の未来、今後のテクノロジー、そして保険契約管理システムとシステムインテグレーターが業界に与えるサポートについて語りました。
ローゼンバウム氏は、「クラウドを含む共有サービスの利用拡大、継続的なITイノベーションへの移行、ライフサイクル全体を通じたアナリティクスの導入などのトレンドは、保険会社が今後数年間で成功するために、より良い環境を整えることを意味しています。」とコメントしました。

また、最終日の23日には、スタートアップ保険会社であるBeesafe社にも優れたデジタル化プロジェクトを表彰するSollers Award 2021が授与されました。VIG/CompensaのスタートアップであるBeesafe社は、自動車保険の延長として、荷物、法的保護、スクーター、ホバーボード、一輪車などの小型車両に対する保険を提供しており、シンプルな販売プロセスの開発を目指しています。公開されているデータベースを利用して、お客さまが提供する2つのデータだけで自動車保険に加入することができます。ソラーズコンサルティングのシニアマネージャーであるピョートル・パストゥシュカは、Beesafe社のITインフラはGuidewireをベースに、Microsoft Azure上で運用されていると説明しました。Beesafe社とソラーズコンサルティングの共同チームは、新しいITインフラを構築するにあたり、モビリティを中心としたデジタルサービスのエコシステムを構築しました。

「私たちは、ポーランドの保険市場に存在する最高のデジタルカスタマーエクスペリエンスを創造しました。Beesafe社は、デジタルに精通したお客様の獲得を目指しています。私たちは、簡単に購入できる自動車保険を市場に提供していますが、これは予想通り、自動車保険と自動車第三者賠償責任保険との顧客の認識に関する状況を変えました。」とBeesafe社のCEOであるラファウ・モジョネック氏は説明しています。

セッションのオンデマンド配信中

「Innovation in Insurance」では、アクサダイレクトジャパン―日本、バスラ――ドイツ、アミカ―米国、アドミラル―英国、ビーセーフ (VIG)-ポーランド、ビーズリー―英国、ワルタ (Talanx)-ポーランド、デジタルケア―ポーランド、コンテ―イタリア、BNP パリバ―ポーランド、サンタンデール銀行―ドイツが、それぞれのプロジェクトやデジタル化の計画について説明しました。カンファレンス全体は英語で行われましたが、ソラーズコンサルティングとアクサダイレクト社が共同で行った大規模システム導入プロジェクトをご紹介した「アクサダイレクト様Guidewire導入プロジェクト~アジャイルによるビジネス変革事例~」、ヨーロッパでのプロセス自動化の事例を紹介し、日本の保険会社におけるプロセス自動化の実現のヒントを与える「真に効果的な保険業務の自動化とは~ヨーロッパでの事例から学ぶ~」は日本語で行われました。これらのセッションはソラーズコンサルティングのhttps://innovation.sollers.eu/から新規登録の上、ご覧いただくことが出来ます。(新規登録いただきましたら、24時間以内に登録内容をソラーズコンサルティングが確認し、登録完了メールをお送りします。そのメールにセッション録画へのリンクが掲載されております。)

Beesafeについて

ポーランドのVIG保険会社とCompensa保険会社の技術志向のデジタルベンチャーであるBeesafeは、自動車保険と自動車第三者賠償責任保険のフルデジタル販売に特化しています。

お客様は2つの簡単な情報(生年月日と車のナンバー)を入力するだけで、自動車保険と自動車第三者賠償責任保険の見積もりを得ることができます。競合他社のように、時間がかかったり、機密データを必要としたりするのではなく、数秒で保険購入までのプロセスが完了します。Beesafeは、8ヶ月弱の集中的な準備期間を経て、MVP(実用最小限の製品: minimum viable product)を実現しました。

Beesafe社の長期的な戦略は、スタートアップの初期に設定された顧客への約束を果たすことであり、商業的な成功を確実にするための継続的なUX/UIの改善を行っています。

詳細については、www.beesafe.plをご覧ください。

ソラーズコンサルティングについて

ソラーズコンサルティングは、国際的なビジネス・アドバイザリーおよびソフトウェア導入のエキスパートです。2000年に設立された同社は、保険会社、銀行、リース会社のビジネス変革や新技術への適応をサポートしています。過去20年間にソラーズは、アリアンツ、アクサ、LV=、BNPパリバ・カーディフ、バスラー、ゼネラリ、チューリッヒ、サンタンデール・コンシューマー・バンク、ING等、80以上の金融グループのデジタル機能の強化を支援してきました。

ソラーズの拡大するポートフォリオには、保険業界のニーズに対応したデジタルプラットフォーム「RIFE」のほか、デジタルインタラクション、効率的なプロセス自動化、収益性の高い成長を実現する数多くのサービスや製品が含まれています。ソラーズの革新的な取り組みは、DIAとFintechGlobalによって認められ、それぞれ「100 InsurTech」と「InsurTech100」に選出されました。

ソラーズは、Guidewire Software、Tia Technology、Fadata、Oracle、AWS、Microsoft等、15社以上のテクノロジープロバイダーと協力しています。ワルシャワ、ルブリン、ポズナン、グダニスク、ケルン、東京、パリから集まった約640名のビジネスおよびITのスペシャリストが、ドイツ、イギリス、ポーランド、北欧、フランス、日本をはじめとする世界各国の金融機関がデジタル化のメリットを享受できるよう支援しています。詳細については、www.sollers.euをご覧ください。

 

出典:Sollers