あいおいニッセイ同和損保、ビッグデータの高度な活用に向け「データソリューション室」を新設

MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ同和損保)は、 201861日付けでデータソリューション室を新設したことを、201865日に発表した。

 

あいおいニッセイ同和損保は2015年に買収した英国 Box Innovation Group社において、64kmのテレマティクス走行データと、それに付随する事故データを持ち、また日本・欧州・米国・アジアの世界 4 極で進めているテレマティクス事業においても、日々テレマティクスデータが蓄積されており、その量は業界トップレベルにある。

 

デジタル社会の本格到来によるお客さまニーズやマーケットの変化に迅速に対応し、特色あるビジネスモデルを構築するため、あいおいニッセイ同和損保の持つビッグデータ資源を活用し、先進的なソリューションを提供することを目的としてデータソリューション室を新たに設置することとなった。

 

データソリューション室は、現場へのデータサイエンス活用の推進を主たる業務とし、それに加え、日本国内においては、滋賀大学との産学連携による共同研究やデータサイエンティスト(※1) の育成をはじめ、社外関連団体や提携各社との取り組みを深化させていく。また、欧州・米国・アジアの当社グループ各社の 専門人財とも連携することで、あいおいニッセイ同和損保はデータサイエンス分野における知見をグローバルに展開していく。 当初メンバーはデータサイエンティスト(※1)など専門人財を中心に10名規模でスタートするが、今後、専門人財の採用と育成により体制を拡大していく。

 

あいおいニッセイ同和損保は、今後、環境の変化に迅速に対応していきながら、ビッグデータの高度な活用のさらなる促進、新たな付加価値創造と安心・安全な社会の構築に貢献していく。

 

※1 データサイエンティスト:データサイエンス力、データエンジニアリング力をベースにデータから価値を創出し、ビジネス(社会に役立つ意味のある活動全般を指す)課題に答えを出すプロフェッショナル。